
「8割の区間が閉鎖された鉄道」遂に「高速」もなく延伸! インフラのレベルが違いすぎる…!
2025-09-16
著者: 葵
元JR日高本線が延伸中!
元JR日高本線の高規格道路「日高道」が徐々に延伸しています。この区間は閉鎖された鉄道と国道の現道、また日高道を3世代のインフラが繋いでいます。
日高道は新函館から延びる!
北道の苫小牧市から南東に伸びる「日高道」は2025年度にも延伸予定です。2021年には8割にあたる116kmが閉鎖された元JR日高本線沿いに、高規格道路が延びています。
高規格道路の計画概要
日高道は苫小牧市から苫小川町に至る計画延伸道路です。開通までには道沿いの苫小牧東IC(起点)から日高厚真ICまで59.9kmが開通します。
苫小牧東ICから次の海野南ICまではNEXCO東日本の管理で有料ですが、それ以外は通行無料の高規格道路として整備されています。その無料区間も含め、厚真ICまでの240kmはなかなかの快適さを提供。全線開通の1時間前後でスムーズに走れます。
新たな可能性が広がる!
現在延伸するのは日高厚真ICから新冠(にいかっぷ)ICまでの9.1kmです。次の静内ICまでの事業名「厚真静内道」(16.2km)が一部開通する見込みです。
災害の影響で行き場を失った鉄道
同様のルートをたどるJR日高本線は、その8割が2015年の災害以降運休に追い込まれ、2021年に閉鎖されましたが、代わりに通行無料の日高道が延伸しています。
新たな道と予想される影響
新たな日高道の延伸は、旧日高本線が持つ重要な役割を果たしつつ、多くの人のアクセスを改善することが期待されています。
復興の道を築く必要性
日高道の沿線が、かつてのJR日高本線(閉鎖)と国道235号(現道)、日高道が、いわば次の3世代のインフラを繋ぎます。厚真静内道の開通は、交通の障害を克服し、利便性を向上させる必然的な流れです。
元JR日高本線の未来はどうなる?
元JR日高本線の鉄道路線には、その沿線に災害の影響を受けた跡が多く残されています。近い将来、日高道の整備が進めば、鉄道の役割も再び見直される可能性があります。