6日、関東~中国・四国で極寒! 予想最高気温は北陸から北で3月並みの雪崩に注意

2025-01-06

著者: 海斗

6日、関東から西は広い範囲で、昼間もあまり気温が上がらない見込みです。東京都心は正午の気温が7.8℃となり、仕事始めのランチタイムは極寒になるでしょう。一方、予想最高気温は、北陸から北では3月並みの寒さが続き、多くの地域で雪が降ることになりそうです。

関東から西は寒い雨、北陸から北は気温上昇へ

6日は、前線を伴った低気圧が、四国の南を東へ進む予想です。この影響から、関東では雨雲が進み、東からは、霙や雪の降る所もあります。東京都心では気温が7.8℃に達するのに対し、名古屋6.3℃、大阪6.0℃、広島7.7℃、高松7.3℃と低めの気温が予想されています。

大雪の予報が出ている地域では、特に雪崩や雪下ろしによる転落に注意が必要です。6日の朝、九州では所々で雨が強まりましたが、正午時点では日差しが出ている地域も見られています。正午の気温は、福岡で12.1℃、鹿児島で15.3℃が観測されています。

一方、天気図を見ると、日本海にも別の低気圧が進んでおり、この低気圧は進行によって、南から暖かい空気が流れ込みつつあります。これに伴い、北から北は、昼間は気温がグングン上がりそう。ただし、北陸から北では、朝晩は依然寒さを感じる予想です。

最高気温は? 北陸から北は3月並みの雪崩に注意

最高気温は、久留米で6℃、宇部4℃、徳島9℃、新潟10℃と、いずれも3月並みの気温に留まっています。また、前日より5℃以上高い所が続出しており、いっきに季節を先取りした暖かさになるとみられています。

ただ、昼間の気温が高いのに伴い、天候マークを見ると、降るものは、東北でもなく西の方が多くなるようです。北海道では、降ったり止んだりの雨や、ミニレインが降る見込みです。

北陸から北の広い範囲では、すでに例年を上回る積雪といった傾向があるため、気温が高くても、降ったら止まらないということが考えられます。このため、大雪や家根から落ちる雪に注意が必要です。

活動が強まる頃ですが、昨日までの気温は低めとのことですが、すでに20℃を超える地域もあります。ただ、東京も含めて猛寒前線が迫っているとされており、6日以降の天気に関しても注意が必要です。