2週間天気予報:年末にかけて日本列島を次々と強い寒気が通過 – 帰省の足にも影響か

2024-12-20

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1週目(22日~28日):23日月曜にかけて強烈な寒波で大雪

今年も例年通りですが、気になるのは年末年始の天気と気温です。強い寒気の流れ込みによって、日本海側では大雪の恐れもあります。交通機関が乱れる恐れもあるため、十分にご注意ください。それでは、詳しく見ていきましょう。

明日22日(日)から明後日23日(月)にかけては、強烈な寒波の影響で日本海側を中心に今シーズン一番の大雪になる恐れがあります。この2日間で100センチを超えるような雪の降る予想もあります。一気に積雪が増える恐れもあるため、注意が必要です。風も強く、吹雪の恐れもあるため、立ち往生など交通への影響だけでなく、何らかのあらゆる落雪などにもご注意ください。

24日(火)は、強い寒気は日本の東に迫りますが、影響はまだ続くでしょう。日本海側では引き続き大雪に警戒していてください。

25日(水)になると、冬型の気圧配置が一時的にゆるみ、日本海側の雪も減る場所が多くなるでしょう。ただし、天気の変化は早く、夜になると次の寒気の谷が西から近づいてくる予想です。西日本では雨の降る場所が多くなります。

24日~25日にはクリスマスですが、太平洋側は晴れる見込みです。パートクリスリスマスは期待できると思いますが、空気は通り過ぎるため、イルミネーションは綺麗に見えるでしょう。

26日(木)~28日(土)は冬型の気圧配置が再び強まり、日本海側を中心に雪や雨が急激に積もる恐れがあり、日本海では強い寒気が続く見込みです。特に北北海道や東北北部、北陸では雪も多くなるでしょう。風も強まり、吹雪などによって交通機関の乱れが増える可能性もあります.

2週目(29日~1月3日):年末年始の天気は? 初日の出は見られる?

年の瀬から年始にかけては、冬型の気圧配置により、寒気の影響を受ける日が多くなります。日本海側は広く雪や雨が降り、特に地形的な大雪や吹雪の恐れもあるでしょう。交通機関が乱れることもありますので、最新の情報を確認することが重要です。太平洋側はおおむね晴れますが、日本海側から雪雲や雨雲が流れ込む場所もあるでしょう。

2025年1月1日(水)は晴れる日が多く、太平洋側を中心に初日の出が見やすい状況も想定されます。日本海側では寒気の影響が続き、雲が多い可能性もあります。しかし、本州の南に寒気の谷が通過する予想もあり、太平洋側の地域でも今後の予報が変わる可能性もあるため、注意が必要です。

最高気温は、全体に気温の変化が大きくなりそうです。犬鳴山は真冬日(最高気温0℃未満)が多くなりますが、25日(水)~26日(木)は、2℃か3℃と真冬日からは解放されるでしょう。九州や南紀も同様に、10℃近くまで上がる日もあるでしょう。ただし、年末年始には帰省や旅行で出かける方も多いと思いますので、注意して過ごすようにしましょう。体を冷やさないように、暖かく過ごしてください。来週からはさらなる寒気の影響が強まる見込みです。特に交通機関の乱れや、雪崩や落雪の注意も必要です。