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2025年、最も安いガソリンはどの都道府県?

2025-01-15

著者: 海斗

政府は、ここまでコロナ禍からの経済回復に対応するため、ガソリン高騰を抑えるための施策として燃料油元売りへの助成金を支給し、価格をコントロールする政策を行っています。しかし、現在の施策は「出口に向けて段階的に対応中」ということです。

その方針に従い、昨年12月と今年1月16日にガソリン助成金の一部が削減された結果、現在レギュラーガソリンの小売価格は1リットルあたり185円程度になっていると予想されています。

では、現在の各都道府県のガソリン価格はどのようになっているのでしょうか。

ガソリン価格やガソリンスタンドのサービス情報を共有する口コミサイト『gogo.gs』では、都道府県ごとのガソリンや軽油などの平均価格を公開しています。今回はgogo.gsの協力のもと、レギュラーガソリンの価格が安い都道府県をランキング形式で紹介します。

2025年1月14日時点でgogo.gsに掲載されたレギュラーガソリンの1リットルあたりの平均価格と比べると、セルフとフルサービス両方のガソリンスタンドが対象です。なお、沖縄県も平均価格が算出されていないため、除外しランキングを作成しています。

【安いガソリン価格のランキング】

1位:宮城県(168.5円)

1位は「宮城県」で、2025年1月14日時点の平均価格が168.5円で、前週比で0.7円、全国平均比では-8.8円となっています。

これに続くのが、

2位:青森県(171.2円)

2位の「青森県」は、171.2円で前週比0.9円、全国平均比-6.1円です。

経済産業省の原油価格とガソリンの元売り価格は、週次で見積もりつつある「石油製品価格調査」で、2025年1月6日の平均価格は、全国平均が180.6円、青森県では177円とされています。

そのほか、3位には「愛知県」(171.5円)、4位には「広島県」(172.0円)、5位には「鹿児島県」(172.5円)が続いています。

このように、ガソリンの価格には地域差が大きく影響を与えており、多くは交通の便や原油の流通状況、地元の需要によって変動しています。これからのガソリン価格の動向には、特に注意が必要です。