
世界
2024年予算、5分の1減へ!4000人のリストラ決定
2025-09-02
著者: 雪
驚愕の予算削減計画
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、2024年度の「財政的制約」を理由に、予算を2022年の185億ドルから15%減の157億ドルにする計画を発表しました。およそ4000人のリストラが実施される見込みです。
背景には厳しい財政事情
UNHCRの報道官は、過去数年間、募金が実際に半分しか確保できていないと述べ、資金面の問題が深刻であることを指摘しています。世界的な難民の増加に対し、支援金が追いついていない現状が浮き彫りになっています。
主要国の影響
米国はUNHCR最大の支援国ですが、過去数年間の支援減少が影響を及ぼしています。他の国々も予算を削減傾向にあり、特に西側諸国では防衛費に予算を優先する動きが顕著となっています。
今後の展望は?
南アフリカ事務所が閉鎖され、リストラの余波で約710人の職員が減少する中、国際的な支援は引き続き重要なカギを握っています。UNHCRの役割はますます厳しくなり、人道支援が求められる場面が増えることが予想されます。
国際社会への呼びかけ
UNHCRは、より多くの国が支援を強化し、難民問題に対処するために協力する必要があると訴えています。難民の命を守るためには、迅速な対応と持続的な支援が不可欠であることを再確認すべき時です。