科学

2024年9月の青金山・アトラス輝星が3等級前後に

2024-09-20

このチャンスを見逃すな!

2024年9月下旬から11月にかけて、青金山・アトラス輝星(C/2023 A3; Tsuchinshan-ATLAS)が明るくなると予測されています。特に9月28日には太陽に最も近づくため、その前後に観測する絶好のチャンスです。

当初の予測では1等星級とされていましたが、今では3等星級程度になる見込みです。ただし、9月中旬までのデータから判断すると、観測条件は良好で、見晴らしの良い場所では肉眼でも見えるでしょう。10月中旬からはさらに観測が容易になる見通しです。

青金山・アトラス輝星は2023年1月に発見され、その後青金山天文台と南アフリカのアトラス望遠鏡によって観測されていました。今回のスケジュールから見ても、特に注目すべき非周期彗星となるでしょう。

このような天体観測を行うには、暗い場所での観測が鍵です。特に都市の明かりから離れた田舎や山の中で見ることが理想的です。心に留めておきたいポイントは、「青金山」の読み方で、正式には「せいきんざん」と呼ばれています。

星が輝く場所については、東京周辺でも観測できるスポットがいくつかあります。星の出方や条件によって違いが出ますが、観測名所をあらかじめチェックしておくことをお勧めします。マニアにはたまらないこの天文イベント、ぜひチェックしてください!

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