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2023年の発火リスク!モバイルバッテリー使用時に注意すべき8つのポイント

2025-07-22

著者: 蒼太

全国で増加するバッテリー火災の脅威

近年、モバイルバッテリーによる火災が全国的に増加しています。特に2023年7月20日、JR山手線の車両内で、バッテリーが突然発火し、乗客5人が軽傷を負う事件が発生しました。このような事故では、消費者自身の注意が求められています。

使用者が注意すべき8つのポイント

モバイルバッテリーを安全に使用するためのポイントを以下にまとめました。

1. 充電環境に注意

直射日光の下や高温な場所では充電を避け、涼しい場所での充電を心がけましょう。

2. 自宅での保管方法

使用しないときは、直射日光が当たらない涼しい場所に保管してください。

3. 異常を感じたら使用を中止

バッテリーが異常に熱くなったり、膨らんだりした場合は、すぐに使用を中止し、処分するべきです。

4. 水分の近くで使用しない

水場の近くで使用すると、ショートや発火の原因となりますので注意が必要です。

5. 正規品を使用する

信頼できるメーカーのものであるか、PSEマークがついているかを確認しましょう。また、正規の販売店から購入することが重要です。

6. 定期的な点検を

バッテリーの状態を定期的にチェックし、老朽化を感じたら交換しましょう。

7. 高温多湿を避ける

特に梅雨や夏場の湿気が高い時期には、バッテリーが劣化しやすいので注意が必要です。

8. できるだけ家族と分けて使う

一つのバッテリーを家族で共有するのではなく、個々に分けて使用することが安全です。

法律と規制の変化にも注意

また、2023年からはモバイルバッテリーの安全基準が強化され、PSEマークのない製品は販売できなくなる方針が進行中です。これを機に、消費者は安全に対する意識を一層高める必要があります。モバイルバッテリーを安全に利用するため、常に情報をアップデートし、リスクを理解した上での使用を心がけましょう。