10月に突入しても高温が続く!秋の行楽シーズンは週末に雨予報

2024-09-26

10月に入っても高温が続き、秋の行楽シーズンは週末に雨が予想されています。

数値予報モデルによる予測結果

今日26日、気象庁はこの先の1か月予報を発表しました。

この先、1か月平均の地上気温(左側)は、東日本や西日本を中心に気温の谷となり、低気圧や秋雨前線、湿った空気の影響を受けやすい期間があるでしょう。

また、上空約1500mの気温(右側)は、全国的に平年より高く、この先も温かい空気に覆われやすい状況が続く見込みです。

秋の行楽シーズン、太平洋側は雨量が増える

これから秋の行楽シーズンに入りますが、屋外での活動やイベントが増える時期でもあります。しかし、晴れた天気が長く続かず、短い周期で雨が降ることが考えられます。

10月の降水量は、広島や九州、また東日本の太平洋側では平年より多くなる見込みです。特に広島や九州では10月初めは暖かい空気の影響を受けやすく、また日本近海の海面水温が高いため、10月も台風の発生や水蒸気を伴う湿った空気の影響が続くでしょう。

そのため、秋の行楽シーズンは多くの雨が降る日が続くので注意が必要です。

さらに、明日27日から28日にかけては、静岡県や関東で警報級の大雨が予想されています。自分の住む地域の災害リスクを知り、早めの備えを心がけてください。

気温の寒暖差と注意事項

10月に入っても高温が続く一方、1日の気温の寒暖差は大きくなるでしょう。全国的にはどの時期を見ても「平年より高い」となる見込みです。これにより、気温は平年より高く、特に東北や北信越では長期予測においてこれまでよりも高くなると見込あれています。今後の気象情報に注意してください。体調管理にも気をつけて、健やかな秋をお迎えください。